2004年09月30日

志ん生師匠による『電気ブラン』の飲み方

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その時分(明治43年頃でしょうか?)、浅草に玉村とかいう馬肉屋があったんです。そこで [電気ブラン]:http://www.kamiya-bar.com/02.html てえのを売っていた。1ぱい7銭でネ。その1ぱいは酒を5合ぐらい飲んだほど酔っちまう。

そのかわり、あくる日になると、舌の先が突っぱって、いごかなくなっちまう。その飲み方がなかなかむずかしいんです。そいつを飲むときはぜったいタバコは禁物、そのブランは火を呼ぶんです、アルコールが強いんでね。まず牛どん(馬肉屋だから馬どんでしょう?)というのを3銭でとっておいて、どんぶりに水を1ぱいもらう(チェイサーですな)。そうして「ブラン」をクーッとやり、急いで水を半分ばかりグーッと飲んで、牛どんを手早くかきこみ、またどんぶりの水を飲む。そうして少したつと、たいがいいい心持ちに酔っちまう。ところがきっとあくる日は、舌がまっつぐになっちまう―。よっぽどつよいんですね。

ちくま文庫 古今亭志ん生著『なめくじ艦隊』より

「いごかなくなっちまう」とか「舌がまっつぐになっちまう」なんてぇのが、江戸っ子のいいまわしってやつですかね。味わいがありますな。

「なめくじ艦隊」ってのは、大正12年当時、師匠が住んでいた本所の業平ってところの「貧乏長家」の別称。6畳X2畳の二間で家賃がタダ。もともと沼か池だったところを埋め立ててバラック長家を建てたもんだから、ちょっと雨が降ると水浸しに。ジメジメと湿気が酷いものだから、大小ナメクジがうじゃうじゃ発生してたとか…。この長家風景を「徳川無声」が「なめくじ艦隊」と称して雑誌に書いたのがはじまりですわ。  
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Posted by 死ぬのはやつらだ at 12:46Comments(3)TrackBack(8)これが礼儀作法だ

2004年08月13日

一度銀座でのみてぇ〜!!

木村和久著 [『大人の悦楽講座』]:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4093590583/ref=ase_3w-asin-books-22/249-7898041-4944330#product-details より

「男として40歳を過ぎると、一度ぐらい味わっておきたいことがありますねぇ。飛行機のファーストクラスに乗るとか、ハイヤーに乗って仕事したとか、高級外車のオーナーになるとか、社内の女の子とエッチしたとか、そういう一度キリの中で、ありそうでなさそうなのが、銀座で飲むってことです」



○基本的には一見さんお断りの世界なんで、金あっても無理。普通は知り合いに連れられて行くしかありません。が、六本木のキャバクラ嬢で銀座勤めを始める娘について行く手がありんす。

○ダイナースカードで予約する。これだと90分35,000円で飲めます。ちとせこいですが。

○お会計は2時間ぐらいで、4〜5万円。ボトル入れたら10万円。合法的なボッタクリです。しかもオネエチャンとは何もできないのですから。ただ自分がセレブになったという錯覚を買っているのです。一歩店を出れば、ただのオヤジに逆戻り。究極の資本主義でございます。

○ボトル入れて10万円払ったら最後、もとは一生回収されることはありません。ホステスを口説くことはほぼ無理でしょう。同伴出勤は彼女らのノルマ。月2〜3度があたりまえ。それに乗って、余裕を見せると、ケツの毛までむしり取られるようです。

○確かに高級クラブの女の子は、キャバクラの娘より品もあり綺麗ですが、料金に比較して、10倍綺麗かというと、実は1.2倍ぐらい綺麗な程度だったりします。その1.2倍のために10倍のお金を払う。資本主義で生き残るとはそういうものかも。

○ボトルメニューには値段が中古車と同じものがあったりします。ホステスの一日の売り上げノルマは10万円。達成すれば12時前に切り上げても怒られない店が多いようです。
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以上、資本主義の究極の姿が『銀座のクラブ』ということですな。  

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2004年05月01日

寿司屋 寿司を食う心得  作家 嵐山光三郎

還暦を迎えてひらきなおり、聖域といえる超一流店をかたっぱしから廻って、選りすぐりの寿司職人の技と味を堪能した。一流店と二流店では天と地ほどの違いがある。谷崎潤一郎の文章と小学校生徒の作文ほどの差がある。

したがって、寿司屋での礼儀作法は、年齢と収入によって違ってくる。 *貧乏人は高級寿司屋へは行かぬことが礼儀である。* 回転寿司でがまんしなさい。

で、高級店での礼儀作法をあげると、  
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2004年04月05日

女郎買いの糠味噌汁

【山口 瞳 男性自身より】友人・知人の家に遊びに行き、夕食をご馳走になる。そのとき、たいていは、食器類があまりにもお粗末なのでガックリしてしまう。  
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2004年04月05日

山口瞳が書いているのですが

京都に残るスバラシイ風習 
結婚話を聞いてお祝いにきてくれる人がいる。現金で一万円持ってきた人がいたとする。すると、半紙を一枚ずつ互い違いに折り込んだ夫婦紙と、約一割という見当で、一万円なら千円のお返しを即座に行わなければならない。京都で夫婦紙を買うと、このお返し用の祝儀袋がついてくる。
この一万円を持ってきた人を披露宴に呼ぶ。そうして、その後で、一万円に対する五割増程度の、一万五千円ぐらいの品物を、またお返ししなければならない。
これが仕来りである。風習だから仕方がないといってしまえばそれまでであるが、ずいぶん困った仕来りだと思う。

これって今でもアリですか?  

Posted by 死ぬのはやつらだ at 20:45Comments(0)TrackBack(0)これが礼儀作法だ